やり抜く力 GRITの優先順位を決めるための3段階方式
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
という本を読んでいます。
この本の中で投資の神様ウォーレン・バフェットさんが若者にオススメしたという
「優先順位を決めるための3段階方式」というものがあります。
これはどのようなものかといいますと、
1,仕事の目標を25個書き出す
2, 自分にとって何が重要かをよく考え、最も重要な5つの目標を選ぶ
3, 5つの重要な目標以外を目に焼き付ける。そして、それらの目標には今後絶対にかかわらないようにする。
というものです。
本の中で著者のアンジェラ・ダックワースさんがこのワークをやったときに25個も目標が思いつくの?
と思ったと書かれていたのですが、私も同じように思いました。
そして、試しに紙にかきだしてみたところ案の定13個しか思いつきませんでした。笑
さて、13個の目標の中から最も重要な5つの目標を選んでいくわけですが、たった13個しかないのにもかかわらず、これが難しいです。
何がいちばん大切なのか?
なにを一番したいのか?
日頃からこの2つが分かっておらず、いろいろなことに気が散りながら仕事をしているんだな
ということがわかります。
やり抜く力 GRIT(グリット)の中ではやり抜く力は、自分にとってかけがえのないことに取り組んでいこそ発揮される
という記述があります。
自分にとってかけがえのないことはなんだろうか?
これは自分にとって難しい質問です。
ちょっと本題からはズレますが、私は仕事に対してワクワク感とか充実感、達成感がほしいと思っています。
それに加えて、自分にしかできない!!というくらい圧倒的に極めたい!という願望もあります。
今、それがなんなのか分かっていないのですが、少なくとも今日書き出した13個の仕事の目標のうち8個はかかわらないようにして、まずは5個の重要な目標の達成に向けて頑張っていかなければなりません。
バフェットさんはこの「優先順位を決めるための3段階方式」のポイントは余計なことに時間とパワーを取られないようにすることだとしています。
他の本で読んだことがあるのですが、バフェットさんは投資の仕事をする際に
本当に重要な案件だけに集中して、少しの利益しかもたらさないようなことはしないようにしているそうです。
また、1年で一個大きな決断、大きな行動さえできればOKという考え方をされているそうです。
「やり抜く力」とは情熱と粘り強さのことであると、この本では書かれています。
粘り強さを発揮するためには本当に重要なことに集中しなければいけない。
そんなことを教えられているような気がします。