お金は寝かせて増やしなさい オススメの資産運用本です!
つみたてNISAが始まった2018年。投資信託に興味を持たれているかたも増えているのではないでしょうか?
私も最近つみたてNISAをはじめたのですが、投資信託を使った資産運用を勉強したくて購入したのが
人気ブロガー水瀬ケンイチさんの「お金は寝かせて増やしなさい」という本です。
感想やこの本のポイントとなる部分をまとめていきたいと思います。
アクティブ型?インデックス型?
「お金は寝かせて増やしなさい」ではインデックス投資という投資法をオススメしています。
まず、知っておいていただきたいのが投資信託は大きく分けてアクティブ型とインデックス型にわかれます。
この本では、インデックス型の投資信託を毎月積み立てて資産運用を行っていきます。
インデックス型の投資信託とはどのようなものなのかというと、
例えば、日本の株式市場の指標といえば、日経平均やTOPIXなどがあげられます。
例えば、TOPIXに連動したインデックスファンドを購入すると、TOPIXの数値と一緒になるように運用してくれます。
アクティブ型とインデックス型どちらがいいのか?
これは色々な考え方があります。
この本ではインデックス型をオススメしているのですが、その理由としては、
・ インデックス型の方が手数料が安い
・ 90%のアクティブ型はインデックスファンドよりも成績が悪い
というのがインデックス型をオススメしている理由になります。
私は今年投資信託について勉強していまして
90%のファンドがインデックス型に負けると言われるアクティブファンドの中から優秀なアクティブファンドを選ぶ方法を学びましたので、今は特に日本株についてはアクティブファンドを採用したほうがいいと思っています。
と私の私見は置いておいて、まず始めるならインデックス型が手堅くて堅実というのは間違いないと思います。
投資ってなんか怖いという方はこの本のおすすめ通りにインデックス型の投資信託を買うのがいいのかなと思います。
投資信託を始める3つのステップが勉強になる!
「お金は寝かせて増やしなさい」の中で、これからインデックス投資を始める方に向けた3つのステップが紹介されています。
簡単にいってしまうと
・ 家計の現状を知る
→ 収入と支出がいくらくらいで、これからどのくらい積立投資にお金を回せるのかを探る
・ 生活防衛資金を貯める
→ 生活防衛資金とは万が一のことが起きたときのための資金のこと。生活費の2年分を貯めることを目標にする
・ 生活防衛資金をためながら資産運用を始める
というステップになります。
家計簿をつけていない方や貯金があまりない方にとっては、すぐに投資始めないほうがいいの?
と感じてしまうかもしれないのですが、私は投資信託の積立をはじめて感じたことは
余裕資金を持っていないと含み損がでたときに精神衛生上よくないな。ということです。
インデックス投資は毎月積み立てるだけのシンプルな投資法です。
トレードの技術や銘柄選択をするための知力が必要にならないのが魅力ですが、その分、市場任せなので大暴落が起きることもあります。
大暴落が起きたときでも淡々と毎月決まったが額を積み立て続けれるかが勝負になります。
そうなるとメンタルが安定していることが、インデックス投資の唯一の勝負どころと言えると思うんです。
だからこそ、この3つのステップは面倒くさがらずにやってみることをオススメします。
ちょっと前に家計簿を1ヶ月続けたレポート記事を書いています。
よろしければ参考にされてみてください。
インデックス投資は難しくない!
「お金は寝かせて増やしなさい」はインデックス投資の進め方をわかりやすく紹介されています。
インデックス投資の重要なところである「資産配分」についてや「標準偏差」と呼ばれるリスクについての考え方などわかりやすく説明されています。
投資ってなんか難しそう!という方でもこの本を読むことでインデックス投資を始めることができます。
感想
著者の水瀬ケンイチさんの体験談が多く書かれていて、これから暴落が起こったとしても動揺せずに続けていこう。
そんな気持ちにさせてくれる一冊です。
私なんかは欲深いですから笑
投資を始めるとなると、○年後にお金がこんなに増えていたら最高だなーーーー。。。
みたいな妄想をしてしまうのですが、15年以上もインデックス投資を続けてきた水瀬ケンイチの体験談を読んでいると山あり谷ありなんだなという相場の現実を知ることができます。
大暴落が起きるかもしれない。でも続けていれば必ず資産は増える。
この信念を持ち続けれていこうと決意できて一冊です。
オススメの一冊ですよ!