渦の中心になると率先垂範 京セラフィロソフィを読んで
1ヶ月ぶりに、稲盛和夫さんの京セラフィロソフィを読んで学んだことを書いていきます。
今回、学んだことが「渦の中心になる」と「率先垂範」の2つです。
渦の中心になるとは、私たちが仕事をするときに1人ではできないことも多いですよね。
課題、問題があるときに問題意識をもち、周りの人たちにそれをシェアしていく、
そうすると、その人の周りに人が集まるようになり渦ができていく。
この渦の中心になろうという考え方です。
この「渦の中心になる」で重要なのが命令して人を動かすのではないということです。
命令するのではなく、まず問題意識をもち、周りと協力して取り組むようにするということなんです。
でも、本当に命令することなく人を動かすことなんてできるの?という疑問が出てきます。
どうすれば、渦の中心になることができるのか?
その鍵となるのが「率先垂範」の姿勢です。
人が嫌がるような仕事や自分が周りにしてほしいとおもうことを、まずは自分から真っ先に取り組んでいく。
そういう姿勢を行動で示していくことで周りの人がついてくるんです。
ただ、人が嫌がるような仕事をするなんて、正直嫌だし、面倒ですよね。
京セラフィロソフィの中では、率先垂範するためには勇気と信念が必要と書かれています。
つまりは、そう簡単にうまくいくとは限らないよということです。
でも、そんな簡単ではない率先垂範を実行し続けることで自身が磨かれ高めていくことができるんです。
私の解釈では率先垂範することが前提にあるからこそ、渦の中心になりえるのかなと感じました。
今ですら仕事が忙しいのに、率先垂範する余裕なんてない!と感じてしまうところもあります。
でも、だからこそ、率先垂範をすることには価値があるのかなと感じました。