運に好かれる人、見放される人―運がいい人になれる5つのステップの感想と学び
運の教科書のような本です。
あなたは運がいい人でしょうか?
松下幸之助さんは社員を雇うために面接をする際に最後に「あなたは運がいいですか?」と質問をしていたそうです。
そして、「自分は運がいい」という人を採用していたんだとか。
経営者ならば有能な人を採用したいのは当然ですが、目に見えない「運」というものを採用の可否の1つにするなんて驚きではないでしょうか?
今回、私が読んだ松永修岳さんの「運に好かれる人。見放される人」という本は運を掴むための教科書の方な本です。
私は本を読むときに重要なことをノートに箇条書きにしているのですが、この本はノート5ページ分にもわたり、書き留めていました。
この本を読むことで
運を招き、育て、時速可能なものにして、最強の運を身につけることが可能になってきます。
松永修岳さんについて
まず著者の松永修岳さんについて簡単にご紹介します。
松永修岳さんはコンサルタントや日本建築医学協会の理事長をつとめている方です。
クライアントさんには経営者、スポーツ選手、国会議員さんなどがいるそうです。
空海密教や修験道、真言密教の修行をされてきた方です。
特に松永修岳さんが萬行して天台密教荒行焼十万枚護摩行は1200年の間で50名程度しか万行した人がいないものなんだとか。
そんな修行を極め、運について体系的な知識、体験をまとめているのがこの本です。
この本絵学んだこと
この本では運に好かれる人生を実現するための方法が学べます。
運に好かれるにはどうしたらいいのでしょうか?
松永修岳さんは5つのステップを踏むことで誰でも運に好かれるようになるとしています。
5つのステップとは
招運→育運→開運→幸運→強運
のことで
招運、育運では主に掃除と片付けの大切さが説かれています。
風水を利用する方法がまとめられているのですが、
私はこれを読んでから玄関掃除を頑張るようになりました笑
掃除というと、部屋やキッチン、お風呂などに注目していて、玄関の掃除なんて引っ越してから、ほぼやていませんでした。
でも、運を開くならば玄関掃除から!ということで玄関の床を雑巾がけしてみたり、扉を水拭きしたりするようにしています。
招運、育運の次は開運です。
この本での開運の定義は独特でした。
開運とは気付きと発見によって起こる情報をもったエネルギーのことである
と行っているんです、
気づきと発見が運を開くポイントで、そのためには感動する事が必要。そのためにはサプライズを大切にしたり、新しいことに挑戦するしましょうとされています。
他には瞑想をするなど、独特の開運法が紹介されています。
残りは幸運と強運ですね。
幸運は運を周りと分かち合うことで、分かち合うことで運が持続可能なものになるとしています。
せっかく招運、育運、開運をして運がよくなったのに、それが一時的なものであってはもったいない。
運を持続する、良い運を守るにはどうしたらいいのかが紹介されています。
さて、最後に強運。
これは「引きが強くなること」のことです。
この本では運のいい人とはどういう人なのか?
逆に運に見放される人はどういう人なのか?
というのが多く紹介されています。
心構え、価値観など自己啓発本でいわれるようなことが多く書かれています。
例えば、運を守るためには
・ 自分を卑下しない
・ 常に感謝する
など、もしかしたら「知っているよ!」と思われることも多いかもしれません。
ですが、「知っているよ!」ということは「それ、やっているよ!」となるとは限りませんよね。
この本を読んで掃除、片付けの重要さを再認識することができたとともに、
幸せな人生を過ごすために、どういう人であればいいのかを学ぶことができました。
学びが多すぎて、全部やろうと思ったら気が遠くなってしまいましたが、
1つ1つこなして、運に好かれる人になっていきたいと思います。
こんな人にオススメ
この本をおすすめしたい方は、運を良くしたい人、成功したい人、望む人生を実現したい方はもちろんですが、
人生に停滞感を感じている方に特にオススメです。
人生が停滞してしまう原因はたくさんあると思いますが
部屋が片付いていなくて、頭の中もグチャグチャになっているのではないでしょうか?
その結果、人生に対して悲観的になってしまっているのであれば、
この本の招運、育運の箇所はおすすめですよ。